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2007年10月

2007年10月31日

渡部徹也

 今日渡部さんが14年来勤め上げたサンスイを退社された。

 お会いしてから日は浅いが、氏と出会っていなければ釣り人としての今の僕は無い。

まっちがいない。

まっっっちがいない。

 今年1月。ネットでトップウォーターのルアーを買い漁っていた頃、

スカジッドデザインズの羽ヤーガラのサンスイカラーに魅かれ、

何故か町田店まで買いに出かけたのが初対面。

 ブログの印象から、頑固一徹ラーメン店的な敷居の高い店をイメージしていた。

実際店に入るなり大柄な人がこちらを一瞥する。「やっぱそうか。」

と思ったのだが、しばらくショウケースのルアーをまじまじと眺めていると、

背後から呼びかけられた。「トップウォーターやられるんですか?」

これが岐路だった。この一言がなければ程なくして僕の釣り人生は

終わっていただろう。

 ヒヨコブランドを知った。ヒヨコサロンを教えてくれたのも渡部さんだ。

業界でも非凡かつ強力なオピニオンリーダーであるこのメーカーの

求心力が、僕の釣への深まりを一層強くしていった。

ブログを始める事を薦められた。

呑み会にも誘ってもらった。タケダさんに会った。mac114さん、ショウジさん、

痴虫さん、ヤマネさん、ユタカさん。名立たるサロンメンバーと相見えた。

どんどんのめりこんでいった。釣りも好きになったが、道具もルアーも人も

好きになった。 

 相模湖への挑戦も始める。今も大苦戦中。

同船してトップのスタイルを背中で教わった。

サロンメンバーのヤマネさんと今風に言うとセッションもした。

すごい勢いで色んな人と出会い、釣りの世界が広がり、いつの間にか僕の

無機質だった部屋は釣具で溢れかえっている。

 この人は自分の引き出しをストレートに惜しみなく晒す。

釣りにおいての感覚的な事物を定量化して説明することに長けている。

何度目からウロコが剥がれ落ちた事か。

仕事への姿勢も大いに刺激を受けた。情熱と現実のバランスをちゃんと

わきまえている。

気が付くともう一人のキーマン、アベシゲルさんとメールとかしちゃっている自分がいる。

きっかけはブログと集い③だ。

 そんな色んなありがとうの渡部さんが、今日は店で何回も感極まっていた。

氏の14年間が窺い知れた。こちらも思わず熱いものがこみ上げた。

感傷的なことは嫌いなのだが、中々こういう感動って人生にない。

やりきったからこそ、考え抜いて出した結果だからこその涙。

どんな業界であれ、一人くらいこんなスポーツマンシップを地で貫く男がいても

良いんじゃないか?

 僕も自分の業界でそうありたいと心に据えている。同い年であるが、

目標とする男の一人。

お疲れ様でした。

有難う御座いました。

これからも一つヨロシクです。

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