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2011年1月

2011年1月20日

時計じかけの里芋ちゃん

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スタンリー・キューブリック監督/アンソニー・バージェス原作による

 「時計じかけのオレンジ(1971)」が舞台化だそうだ。

作品の概要に関してはやはりウィキぺディアが一番明るい

 時計じかけのオレンジ - Wikipedia

あらすじは退廃する近代。暗躍する未成年ギャング集団。一味のリーダーアレックスは

仲間の裏切りにあい、とある事件をキッカケに逮捕される。

刑期の赦免を条件に、性格改善プログラムを受けるが、それにより一切の

暴力行為に嫌悪感を覚えるようになる。

しかしそれはあくまでも後天的にプログラムされた善意に体が拒否反応を示している

だけで、いわゆる根本的にアレックスが善人になったわけではない。

いわゆる仕掛け人形 “時計じかけのオレンジ” と変わらないことに周囲が

気付き始める・・・ そしてアレックスは・・・。

といった感じです。

 

 

 

 

 原作は中学生の時に、映画はもうちょっと後になってから観た気がするが、

どちらも衝撃も感動も共鳴もなく、ただただ無機質な感情と劇中繰り返される

スラングが右から左へ通り抜けただけだった気がする。

 

 

 

映画が公開された1971年はイトーが生まれた年。

そのころの日本と言ったらこれ。

画面からも夢と希望と活力に満ち満ちており、この先の20年の繁栄を予想している

かのよう。ただやはり、文化のあどけなさが否めない。

 

 “時計じかけ ” の倫理的な部分は置いといて、劇中のスタイリッシュなセンスを

この時代に風刺と暴力という禁忌をからめて発信できる文化の熟成度は、

西洋人に嫉妬すら覚える。

日本はやはり敗戦国なのだという事実が身にしみる。

戦争に負けるってことはカルチャーの主導権も持っていかれてしまうんだな。

もしくは始めっから幼稚ゆえに先の大戦で大敗をきっしたのだろうか。

今後様々な文献を熟読して、日本の失われた10年を自分なりに紐解きたい。

そこに現在の閉塞感に風穴をあけるヒントがあると信じたいものだ。

話が脱線。

 

 

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主演のマルコム・マクダウェルは御歳67歳。

67歳にしては少々フケてるでしょうか。しかし良いあんばいにエッジが効いている。

歳の取り方成功例。

見習おう(笑)。

 

 

 

 

 

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